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 つくば市内では、「まつりつくば」をはじめとするさまざまなイベントが開催され、多くの方々が訪れています。
		  訪れる方々の中には、高齢の方々、外国の方々、障害のある方々も含まれています。
		  市では、平成18 年3 月に「ユニバーサルデザイン基本方針」を策定し、普及・推進に向けて取り組みを進めています。
		  その取り組みの一つとして、より多くの方々が安心して参加し、楽しめるイベントとなるよう
		  「つくば市イベントユニバーサルデザイン応対ガイド」を作成しました。
	 		この応対ガイドは、皆さんとユニバーサルデザインによるまちづくりを進めていくための第一歩と考えています。
			さまざまなイベントにおいて、この応対ガイドを参考にしていただき、ご活用願います。
	      
		  
		  
		  発行:つくば市
		  
案内版、各種表示の漢字が分からない方がいます。必要に応じて、 案内版、各種表示の漢字にはふりがなをふるようにしましょう。
多くの休憩を必要とする方がいます。休憩できるスペースを確保しましょう。
タバコの煙や、携帯電話の電波がにがてな方がいます。休憩場など、 多くの人が集まる所では喫煙や携帯電話の使用は差しひかえましょう。
	一般のトイレは、使用できない方がいます。多機能トイレの位置を、いつでも説明できるようにしておきましょう。
		*多機能トイレ:身体の不自由な方ばかりではなく、お年寄り、赤ちゃん連れ、
		怪我をされている方など、どなたにも利用しやすいトイレです。内部も広く、さまざまな機能が完備。
目の不自由な方は、トイレ個室内で、水を流すボタンの位置をさがすことが困難です。
			目の不自由な方を、トイレに案内する場合は、水を流すボタンの位置、鍵の位置などを、
			事前に伝えましょう。
		目の不自由な方、車いす使用の方々の中で、誘導の必要な方がいます。 誘導が必要かどうかをご本人に確かめ、誘導方法も確認しましょう。
車いす使用の方は、段差、せまい通路を進むことが困難です。 車いすの移動経路、移動スペースを確保しましょう。
	複雑な話や抽象的な話は理解しにくい場合があります。ゆっくりていねいにくり返し説明しましょう。
字の読み書きや計算がにがてな方もいます。やさしく具体的に説明しましょう。
個人によって、障害の程度、不便さは異なります。どのようなことが必要か、ご本人に確認しましょう。
	声をかけても気づいていただけない場合は、軽く肩などにふれてください。 目の不自由な方は、一人で移動し目的物をさがすことが困難です。声がしても、 自分に話しかけられているかどうかが、分からない場合があります。
具体的に「右前」、「30 センチ前」などと伝えます。
目の不自由な方は、文字の読み書きが困難。音声を中心に情報を得ます。
	コミュニケーション手段は、さまざまあります。また、コミュニケーションは基本的には、
		顔と顔をまっすぐに向き合わせて、口を大きく開いて行います。手話を知らなくても、身ぶりで伝わる場合もあります。
		*読話(どくわ):相手の口の形を見て言葉を判断する方法。
		
外見からは、分かりにくい場合が多いです。ご本人の意向を確認してから。
耳の不自由な方は、視覚表示を中心に情報を得ています。
		話すことが困難な方がいます。聞いて分からない場合は、分かったふりをせず、筆談を活用しましょう。
		相手の視線の高さに合わせて、正面から
		車いす使用者は、横向きおよび見上げて話すのが困難です。
		*肢体不自由( したいふじゆう)の方:さまざまな障害で、上肢や下肢に機能障害があったり、
		座ったりたったりする姿勢保持が困難な方。自分の意志と関係なく体がうごく不随運動を伴う方など。
		
移動に制約のある方もいますので、その場合、動線の確保をしましょう。
	内部障害のある方は、外見から分かりにくく、疲れやすい方が多いです。
		ベンチなど、ちょっと休める場所をさがしましょう。
		また、タバコの煙、携帯電話の電波などが、身体に合わない方も多いです。
		*内部障害( ないぶしょうがい)のある方:内臓機能に障害のある方で、
		心臓機能、呼吸器機能、腎臓機能、ぼうこう・直腸機能、小腸機能、HIVによる免疫機能に関する
		6 種類の機能障害が定められています。
	日本語が分からない外国の方がいます。簡単な英語や身ぶりなどでも伝わることがあります。